作品情報
魔法のキスは銀の瞳の伯爵と(ベルベット文庫) [Kindle版]
- 2018/06/30
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あらすじ
アン・グレイシーが贈る、明るく読み心地のよいリージェンシー・ロマンス。 2018年のオーストラリアのロマンス・リーダーズ協会賞を3部門で受賞! 7年前の悪意ある噂のせいで父に勘当されたエム(エマライン)は、バースの女学校に住みこんで教師として自力で生活してきた。 一方、カル(カルボーン)は、10年ぶりにイングランドへ帰国した。兄が急死したため、伯爵位を継ぐことになったからだ。 カルは軍人として17歳の頃から大陸で戦ってきた。戦争終結後も、政府の諜報機関のために働き、今はある暗殺者の行方を追っている。 カルは腹違いの妹ふたりとおばが住むバースへ出向き、妹たちが卒業した女学校を訪ねる。ふたりをしばらく預かってもらい、もう一度礼儀作法を叩きこんでもらいたかったのだ。 だが妹は劣等生だったせいで断られる。 この学校の教師のエムを見初めたカルは夜、酔った勢いで彼女にキスしてしまう。翌日、失礼なふるまいを謝罪し、妹たちの家庭教師としてエムを一時的に雇いたいと申し出るが断られる。 彼女に安定した生活を保障すれば、妹たちの世話を引き受けてくれるのではと、カルは彼女に便宜的に求婚するが…… ヒーローとヒロイン、ともに苦労人のふたりが、便宜結婚をするが、その後に、関係を深め愛を育み、本物の夫婦となるまでを、細やかに、温かく描く。 原題:MARRY IN HASTE 【著者について】 アン・グレイシー(Anne Gracie) オーストラリアうまれ、メルボルン在住。英語教師、カウンセラーの職を経て作家となる。 RITA賞に5回ノミネートされ、ロマンティックタイムズのベスト・ニュー・シリーズやKISS賞(Knight in Shining Silver)の受賞歴がある
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