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高慢と偏見を嗜む

高慢と偏見を嗜む
ところでどういうお話なんですの?

ロマンス小説を読むと、よく「高慢と偏見」の一説やら、
「ダーシー様がかっこいい」やらてんこもり。一体どんなお話なのかしら?
「高慢と偏見」は、1800年代英国の女性作家の恋愛小説でございます。
英国文学の最高峰とか言われてるんでお堅いんじゃないかしら?とおもうなかれ。内容は、一言で表すと「婚活のお話」っすww。
いや、マジで。
合コン舞踏会で出会った身分差男女が勘違いとすれ違いを乗り越える。
恋とは家族とは永遠不滅のテーマなのねと感じることうけあい。
人物描写などが素晴らしいので一度原作を読んでみることをオススメ。

▽なんとコミックス版もあるぞ。

初心者向け。まずは漫画でストーリーを知りたい人にオススメ♪

高慢と偏見 前編 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス) 高慢と偏見 後編 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
高慢と偏見 前編 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス) 望月 玲子 / ジェーン・オースティン
あの王道ストーリーをコミックスで♪。前後編で読みやすく、うまくまとめています。絵柄も素敵。まずはストーリーを知りたい人はこちらから入るのがオススメ。あー、巻数増やしてほしい。もっと読みたい。そう思わせる作品でございました。
ドラマと映画が凄いと聞いたのですが。

ええ、そりゃあもう!むっちゃ面白いですとも!
文字が苦手な方はまずドラマや映画をお楽しみくだされ♪
→映画・ドラマ版をまとめたレビューをチェック♪

英国BBC版。5時間で圧倒的なクオリティ!

「高慢と偏見」

「高慢と偏見」

この作品で、コリン・ファース=ダーシー様=セクシーな英国紳士のイメージが定着か(笑)英国が威信をかけて制作したスペシャルドラマは放送時に町から人が消えたといわれるほどの大ヒット。
過去にNHKでも放送。
原作に忠実なこちらの作品は必見でございます。
見所は、やはりコリン・ファースの「目で語る」演技!
黙っているのになんでこんなに存在感があるのかと。
そういえば「英国王のスピーチ」でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞も受賞しましたね。彼の若かりし頃の魅力が堪能できます。。

ハリウッド版。素晴らしき映像美に尽きる!

「プライドと偏見」

「プライドと偏見」

主人公のエリザベスを「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイが演じきった。ハリウッドの名に恥じない映像美と、2時間に収められたストーリー展開に脱帽。ドラマ版とあわせてみるともっとおいしい。とてもいい作品でございます。
見所は、映画版らしい展開の子気味よさと、美しい景色。
音楽もよい。
あと、やっぱキーラ・ナイトレイが美しい(笑)たぶん、BBC版のリジーを観て勉強したんだろうなあ、と思うです。

作家のジェーン・オースティンって何者?

英国文学を代表する女性作家でございます。すばらしい作品を多々残しておるのでございます。

「ジェーン・オースティン」の物語が映像化!

ジェーン・オースティン作の小説を読もう

・エマ
お節介な女の子が織りなす前向きでキュートなお話。
・分別と多感(知性と感性)
内面的な姉と情熱的な妹。二人の恋の行方は…「いつか晴れた日に」原作
・説得(説き伏せられて)
昔の恋人と再会した彼女。めぐりめぐってどうなるか。
・マンスフィールド・パーク
貧しい少女が幸せをつかむまでのお話。
・ノーサンガー・アベイ
田舎の少女の成長物語。ていうか人間模様が面白すぎw
オマージュや○○○作品が多いらしいですね。

パクリっていうなパクリってーヽ(`Д´)ノウワァァァン オマージュ!インスパイア!な作品なの!

ところで…「高慢と偏見」にゾンビが出るって本当?

(;´Д`)本当です→

勝手にロマンスで『高慢と偏見』を特集することを聞きつけたゾン子女屍が、
地獄の釜から這い出してこられましたよ…
彼女が熱く『高慢と偏見とゾンビ』について騙ってくれまし…
え?、ちょ…いや、わたしはそんな、わたしはおいしくな… (ry

高慢と偏見とゾンビ
高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

敬愛なるロマンス(中)毒者の皆さん!はじめまして、ゾン子と申します。もしかすると、御存ビの方もいらっしゃる …かもしれません。

『高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)』略してPPZ編集部より殺ってきたゾンビ(女屍)です。
アッ! そこの貴女、ドン引きましたね。ロマンスの神さま(女神さま?)的なオースティン女屍の名作『高慢と偏見』に対する冒涜ではないかと? んまぁ、おっしゃる通りかもしれません…
が、オースティン女屍について調べてみると遺骸な一面が見えてきたりするんです。たとえば、オースティン女屍はお姉さまのカサンドラととても仲がよかったと知られていまして、どのくらい仲がよかったかというと、

「(姉の)カサンドラが首をはねられることになったら、ジェイン(・オースティン)は自分の首もはねてほしいと言ってきかないことでしょう」

というくらいだそうです。首を刎ねるッ!!
当時の時代背景が現代とは異なるとはいえ、発想が

スプラッタ!ヴァイオレンス!ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ♪

それに加えて、じつはオースティン女屍って、なかなかの皮肉好きでも有名なんでございます。
たとえば、とあるオースティンのとある書簡を見てみると、

(前略)……書かなければ死刑になるという状況でもなければ、まじめなロマンスを書くことはないでしょうし、最後までまじめに書き続け、けっして自分や他人を笑ってはならないということならば、第一章を終わらせる前に早くもしくじって絞首刑に吊るされることでしょう。やはり私は……(以下略)

〔引用:新井潤美、『NHKカルチャーラジオ 文学の世界 ジェイン・オースティンとイギリス文化』NHK出版より〕

どうですか。
なかなかの肉食女屍(皮付き)ジェイン・オースティンさま! 肉い言いまわしでございます。そんな、なかなかのツワモノでらっしゃった彼女ですから、きっとあの世で笑って(……鼻トカで)いただけてるんではないかと思うわけでございます。

ゾンビに戻りまして、『高慢と偏見とゾンビ』(以下PPZ)。

高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

なんだかんだで原文ほぼそのままですので、思い出したかのようにゾンビネタが湧いて出てきます。けれどそこは鉄板『高慢と偏見』。こんなにいぢられても変わらずに面白いところは、オースティン女屍の偉大さを改めて認識できること間違いないかと。

あ、血波(ちなみ)に映画化権をあのナタリー・ポートマンが狩って、主演するという話が当初あったんですけど、ナタ子さんもほら、ロマンスのヒロインばりに(?)身ごもったり、お仕事がお忙しいらしくて、あくまで製作サイドのお屍事にとどまるそうです。これは残念。

監督候補は時系列で並べると、 デヴィッド・O・ラッセルジョナサン・デミマイク・ホワイト …etc、最新の情報によると、 クレイグ・ギレスピー(2011年2月現在)という話。リジー役には、 スカーレット・ヨハンソンアン・ハサウェイ etc...様々な候補が浮かんでは消え、浮かんでは消え。そこはゾンビ、死んだり蘇ったりで落ち着かない状況のようです。ダーシー役はだれになるんでしょうねえ!wktk
ゾン子脳内イメージはコリン・ファース(BBC当時の)ですが。

とはいえ、なんだかんだで映画化の話はお釈迦にはなってないので、屍ぶとく気長に待ちわびていただければいいかなと思ってます。

そんなわけで、めくるめくロマンス小説の元祖オースティン女屍のレイプ新感覚パロディ作品『高慢と偏見とゾンビ』を敬愛なるロマンス狂の皆さまにもいちどお黄泉いただけたら嬉しいなと思っております。きっとオースティン女屍も墓場の陰から見守ってくださってるはず。

では、また皆さんにどこかでお会いできることを心よりお呪い申し上げております。
異常、ゾン子でした!

追伸:わがPPZ、じつは本国アメリカでは他にも色々な類書が出ております。
『Sense and Sensibility and Seamonster(分別と多感と海坊主)』トカ。PPZの前日談”Pride and Prejudice and Zombies; Dawn of the Dreadful”なんかも。PPZが国内でもイッパイ皆さんの屍持が得られたら、近い、もしくは遠い将来、国内でもご紹介できる――そんな鬼籍をゾン子は夢みています。

なお、ゾン子についてPPZについてもっと知りたい方は「翻訳ミステリ大賞シンジケート」での記事をご覧いただいたり、また、ゾン子のブログ「ゾン子の部屋」(現在ほぼ収監)を訪問していただくと特典(ブックカバーetc.)もあります。
さらにTwitter(ゾン子 @ppz_jp )をフォローしていただけるともれなく「屍民権」が憑いてくるらしいですヨ。