作品情報
口笛の聞こえる季節 (ヴィレッジブックス)
- 2011/08/20
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あらすじ
1957年秋。州教育省の高官ポールは母校の廃校を告げるために故郷を訪れていた。思い出すのは人生の岐路となった13歳のあの頃―。母を亡くし、父と二人の弟と暮らすわが家に、都会から風変わりな家政婦とその兄がやってきた。料理はからきしだが、母朝陽気な口笛と共に現れる美しいローズの存在は家に活気をあたえ、思いがけず小学校の臨時教師になった兄モリーは、ユニークな授業で、子どもたちに学ぶ楽しさを教えていく。だが、魔法のようなきらめく日々は唐突に終わりを告げ…。多感な少年の目を通して、モンタナ開拓期の暮らしがいきいきとノスタルジックに綴られた少年小説の傑作。2007年全米図書館協会アレックス賞受賞作。
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