作品情報
砂漠の黒い瞳にとらわれて (ラズベリーブックス)
- 2013/06/10
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あらすじ
1895年オスマン帝国。アメリア・ライダーはアメリカからコンスタンティノープルに住む伯母ベアトリスの家へ向かっていた。両親が事故で亡くなり、遺言で伯母を後見人に指名していたためだった。ほとんど知らないベアトリスと、しかも異国で暮らすことに不安なアメリアを、さらに予想もしなかった運命が待っていた。乗っていた馬車が反乱軍に襲われ、首領のマリクにさらわれてしまったのだ。マリクたちはオスマン帝国の王スルタンの圧政に抵抗しており、資金稼ぎのために西洋人が乗った馬車を狙ったのだ。奴隷として売り飛ばされると覚悟を決めたアメリアだったが、なぜかマリクは彼女を売らずにそばにおく。自分をさらった男に反発しながらも、やがてアメリアは彼に秘められた哀しみと誇りを知り、心を通わせ始める…。さらわれた令嬢と復讐に燃える黒い瞳の戦士が運命に翻弄される、砂漠を舞台にしたヒストリカルロマンス。
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