スキャンダルに見舞われた駐英大使、これは政治的な陰謀か── あのサイコパスも脱走、その標的は──彼女。 捜査官S&S( サビッチ シャーロック )の超人気シリーズ 〈 FBIシリーズ 〉怒濤の第15弾! 婚約者の死によりスキャンダルに巻き込まれ、一時帰国を余儀なくされた駐英大使ナタリーは、本国でも何者かに命を狙われ、FBI捜査官デイビスに助けを求める。 やがて、娘であるスポーツライターのペリーの身にも危険が迫り、サビッチ、シャーロックも捜査に乗り出す。 これは、権力争いの一端なのか? 個人的な怨恨か? それとも――? 同じ頃、相手の眼を見ただけで催眠術をかけることのできるサイコパス、ブレシッド・バックマン病院から脱走、シャーロックの命を付け狙い始めるが……。 原題:Power Play ◆ 著者について キャサリン・コールター Catherine Coulter 1978年に作家としてデビュー。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスを次々に発表し、人気作家となる。 『旅路』(二見文庫)から開始されたFBIシリーズは、新刊が出版されるたびにニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト上位にランキングされている。 現在は二匹の愛猫とともにカリフォルニアに在住。 ◆ 好評既刊 FBI シリーズ 『 旅路 』 『 迷路 』 『 袋小路 』 『 土壇場 『 死角 』 『 追憶 』 『 失踪 』 『 幻影 』 『 眩暈 』 『 残響 』 『 幻惑 』 『 閃光 』 『 代償 』 『 錯綜 』 新FBIシリーズ 『 略奪 』 『 激情 』 『 迷走 』 ( いずれも二見文庫 ロマンス・コレクション )