「起伏に富んでいて、セクシーで、サスペンスたっぷり! 」――J.R.ウォード 数々の受賞歴に輝く新作家の官能サスペンス第一弾! ベッカにとって唯一の家族チャーリーが行方不明になり、何らかの事情を知るニックという男を訪ねる。 ニックは陸軍特殊部隊の隊長だった男で、逞しい身体と翳のある雰囲気にベッカはひと目で魅せられるが、なぜか彼は頑なな態度でチャーリーの捜索を断った。 ベッカの亡き父の部下だったニックは、かつて敵の急襲により部下を何人も失ったが、実はその黒幕がベッカの父だったのだ。 何も知らないベッカは彼に惹かれるのを抑えられず……〈ハード・インク・シリーズ〉開幕! 原題:Hard As It Gets ◆ 著者について ローラ・ケイ Laura Kaye 天使や幽霊を信じる家族のなかで育ったせいで、超常現象には今でも興味を持っている。 大学卒業後は歴史学者および考古学者として職を得ながら、ノンフィクションの本も執筆していた。 こうした経験が、現在、別の時代や世界を描く際の細かい描写の助けになっているという。 今は夫、2人の娘、いたずらだけどかわいい犬とともにメリーランド州に住み、チェサピーク湾の景色を毎日楽しんでいる。 2014年ゴールデンクイール賞ベスト・ロマンティック・サスペンス賞をはじめ、受賞歴は多数。