作品情報
闇を照らす恋人 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
- 2011/05/23
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レビュー
この本のレビュー
ファン待望のブッチが主人公でございます。 何度もシリーズを読み直して思うんですけど、このシリーズの本当の主人公は彼、ブッチだと思うのです。 1巻のヒロインの友人としてうっかり吸血鬼兄貴団と関わってしまったために人生をもちくずし(笑) 人間なのに吸血鬼団と一緒に生活するはめになった彼って、ずっと部外者なのですよね。 彼の視点で語られる兄貴たちと関わりや事件やその他いろんな出来事って、彼視点だからこそわかるというか。 本作では、ブッチがずっと片思いをしていた、吸血鬼王の元婚約者な絶世の美女とのあれやこれやでございまして、 いや、実はそれ以外にも、ずっと彼を気にしていた例の兄貴との関係とかゲフンゲフン もしかしたらこの作品のタイトルの「闇を照らす恋人ってもしかしてゲフンゲフン などなど、読者の方々がずっともやもやしていた部分がとてもスッキリするというか(するのか?) まあ、要は面白いので是非1巻から4巻までノンストップで読んでいただきたい。 で、ブッチ視点でシリーズを楽しんでいただきたいです。 (管理人)レビューの詳細はこちら
あらすじ
元刑事のブッチが“兄弟団”と暮らすようになって九ヵ月。何不自由ない生活だが、高嶺の花と知りつつ恋焦がれる貴族女性マリッサとの関係は進展せず、かといって対“レッサー”戦に人間の身で加わることもできず、鬱々とした毎日を過ごしていた。そんなある日、レッサーに追い詰められたヴァンパイアを助けようとして、自らが捕らえられてしまう。おぞましい拷問の末、瀕死の状態で解放され、マリッサのつきっきりの看病で一命をとりとめるも、彼の肉体には異変が…勢いが止まらない第4弾。
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