作品情報
空高き丘でくちづけを (ライムブックス)
6
レビュー
この本のレビュー
もうね、 ヒロインもヒーローも超個性的です。特にヒーローが!ヒーローが(笑) 自動車の開発に携わっている研究者というか天才なんですけれども ヒロインをロックオンしたら最後、絶対に諦めない。諦めない。 富と名声はあるけれども、ヒロインのように身分が高いわけではないんですが それを気にすることもなく、ヒロインへの愛を貫きます。一途です。純粋です。 しかし理系君なので、ヒロインに愛を囁いたすぐ後にタイヤの修理に向かう。なんじゃそりゃ!!! そのギャップというか変わり者なところがまた愛おしい。 ヒロインは社交界の華とされた美しき未亡人。 酸いも甘いもかみ分けた系に見えつつも、じつは純粋でヒーローに一途。 いいですねえ。こういうヒロインは。ヒーローが持つ道具に嫉妬するところとか可愛らしい。 イタリアの古城でまったりのんびりなお話かとおもいきや、波乱万丈。 舞台はヴィクトリア朝。科学技術の進歩もはなはだしく、新しいものが溢れていた時代。 この舞台にぴったりの、恋あり、冒険あり、そしてとってもとってもホットなロマンスを お楽しみくださいませ。レビューの詳細はこちら
あらすじ
ロンドン社交界の華アレクサンドラは、旅先のイタリアで自動車の開発をリードする天才科学者フィンに出会う。 風変わりだが誠実な彼にいつしか心惹かれ…… エリザベス・ホイト、ジュリア・ロンドンらのベストセラー作家が絶賛する、 期待の新世代作家の初邦訳。
コメント
投稿されたコメント
1