作品情報
春の予感は突然に (ライムブックス)
- 2015/03/10
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340
レビュー
この本のレビュー
えっと、こんなに潔いヒーローは、ロマンス小説何冊も読んできた中でも滅多に いなかったです。 おまけに、ヒロインの彼への第一印象が「イケメンじゃない」って。。。 ちょっとこれってどういうことですか!!! 普通はヒーローって、イケメンなんですよ! それにいろいろ隠し事するんですよ。! なのににこのヒーローは、イケメンでもないし隠し事もしないんです。 素のままの勝負です。 スキャンダルにまみれて社交界から離れて、それも全て自分の責任にして 一切言い訳しないんです。 お金がほしいから結婚するんです。 ヒロインが好きだから結婚するとかじゃなくって 結婚したらお金が手に入るから結婚相手にプロポーズするんです。 それをそのまま、ほんとそのまんまヒロインに伝えます。 だけど、ヒロインはそれをオッケーするんですよオッケー!! 愛なんてなくていいよ、お金ほしいならそれでいいよ。って。 彼女にもそれなりの理由は勿論あるんですけど、 だけどそれも彼に伝え、お互い素のまま、愛なんてないよね。 みたいな。 だけど、ロマンスなんです。ロマンスなんです。 大事なことなので二度言いました。 もう一度言います。三度目ですが。これはロマンスです。 だってメアリ・バログですよ。バログ。ロマンスの女王の作品です。 だから、こんなヒーローとヒロインでも全然問題ありません。 安心して幸せなロマンスをお楽しみください(笑) (管理人)レビューの詳細はこちら
あらすじ
ハクスタブル家シリーズ最新作! 早くに両親を亡くし、必死に家を守ってきたハクスタブル家の長女メグ。 かつて彼女を裏切っていながら、よりを戻そうとする元恋人を遠ざけたいあまり、 咄嗟にメグは、自分には婚約者がいると嘘をついてしまう。 困りはてていた矢先、彼女の前に現れたのは、スキャンダルを起こして 社交界から半ば追放されていたダンカンだった……。
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