大好評「マダム・ヘレーネの〈悦びの館〉」シリーズ第4弾! ロマンティック・タイムズ賞ノミネート! (エロティック・ヒストリカル部門) 放蕩生活から抜けだそうとする、侯爵家のアンソニー。 必要なのはマルグリットの愛の力だった。 悪魔のようなミンショム卿に屈することなく、 ふたりは真の愛をつかめるのか? 侯爵家の次男アンソニーは人生を変えたがっていた。悪魔のようなミンショム卿との倒錯行為から逃れ、まっとうな人生を歩むために。一方、二年前に新婚の夫を決闘で亡くしたマルグリットは引きこもりがちだった。だが、アンソニーと出会い、彼の魅力的な笑顔に惹かれて一緒に舞踏会へ出かける約束をする。やがて関係が深まるうち、アンソニーはマルグリットに対して本当の自分を隠していることに耐えられなくなる。彼女はすべてを知っても、自分を求めてくれるのか? 同時に、ミンショム卿がアンソニーを元の世界に戻そうと圧力をかけてくる。さらにマルグリットの亡き夫、ジャスティンの死の真相が暴かれるにつれ、マルグリットの秘密も明るみになって――不器用ながらも、真の情熱を貪欲に求めあうエロティック・ロマンス。