Romance Hills

第4回 勝手にロマンス大賞 結果発表

恋愛小説を愛する淑女が選ぶ最高傑作ロマンスはコレだ!

コンテンポラリ部門受賞作

クリスティン・アシュリー「恋の予感に身を焦がして 」トラブル巻き込まれ体質のヒロインと傲慢ヒーローのトンデモロマンス。この作品が邦訳されたことは、ロマンスファンの方々を驚かせたようです。その他、現代モノの範疇にとどまらない、素敵な作品が選ばれています。

出版社さまからのコメント
二見文庫
このたびは、本作品にご投票いただき、ありがとうございます! 今だから言えますが、正直なところ、刊行にあたっては不安がありました。正体不明の男と性的関係を続けているヒロイン──という設定がまず心配、セフレでしょ、これ。さらに語り口も一人称。本国では「crackastick」「crackarious」と称されて人気があるとはいえ「クセのある」文体……かなり振り切れたまったく無難ではない作品です。制作中、訳者の高里さんと「面白いよね!」と盛り上がるのですが、「受け入れられるかな」という不安を抱えっぱなしでした。最後は、とにかくこの作品の持つパワーに賭けるしかないしかない、と突っ走ったのですが。こういう栄誉にあずかり、本当に嬉しく思います。
ハンサム、マッチョ、ワル、傲慢、欲しいものは手に入れる──そんなアルファメールが次から次へと登場する〈ドリームマン・シリーズ〉に今後もご期待ください。
皆さまからのコメント
恋の予感に身を焦がして
アクション・ロマンス・エロ・家族愛に友情とてんこ盛り。そしてロマンスにあるべからずのヒーローにセフレetc.ヒロインがよそ見しちゃうくらいアルファメールがわんさかと出てきて読むのを止められない作品でした。
奇跡が舞いおりた日に
・・・互いにパートナーを失った男女のヒリヒリするような「代用としてのロマンス」が、本物へと変化していくのですが、前半と後半が全く違うタッチ(二度おいしい)や都会ではない、地方の現代アメリカの雰囲気が楽しめました。シリーズ続巻希望!