Romance Hills

第5回 勝手にロマンス大賞 結果発表

コンテンポラリ部門受賞作

今年はコンテンポラリ部門は名作が揃いました。1位はミア・シェリダン『世界で一番美しい声』、昨年の1位だったクリスティン・アシュリー作品の続編『愛の夜明けを二人で』も素晴らしいロマンス。『大嫌いゲーム』『ロマンス作家の恋のお悩み』のような秀逸なラブコメもランクイン。

出版社さまからのコメント
扶桑社ロマンス
このたびは、ご投票いただき誠にありがとうございました。コンテンポラリー部門とエロティック部門の二冠とうかがい、軽くのけぞりました……(前回のカレン・ラニーのときも思いましたが、そんなにエロティックでしたかね?)。いやあ、本当に感謝感激でございます。
編集者もトーチャーものは大好きで、ローラ・キンセイルの『嵐に舞う花びら』のゲラを新宿の喫茶店で泣きながら校正していたのを思い出します。本作も、担当できて本当にしあわせでした。
熱い応援をくださった読者の皆様、それから、最高の目利きにして練達の翻訳者さんである高里ひろさんに、この場を借りて心からの感謝を捧げたいと思います。
今後とも、扶桑社ロマンスにご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます!
皆さまからのコメント
昨年読んだ中で世界で一番美しい声は本当に心に響く素敵な作品でした。是非他の作品も翻訳されて手に取って読めますようにと願っている作者さんの一人です。
ドリームマンシリーズの『愛の夜明けを二人で』は最初から最後までザ・ロマンスなアマアマなストーリーでひっさびさにゴロンゴロンしながら読みました。ヒーローのミッチがいい人過ぎて!分厚いレンガ本でしたが1日で読みました。引き続きのシリーズも出版お願いします。
今年はコンテが大豊作。特に「大嫌い~」や「ロマンス作家の~」のようなロマコメは、仕事熱心で実はとてもまじめな二人の、日常生活から始まるロマンスがとてもチャーミング。
ミア・シェリダン、サリー・ソーンに出会えて良かった。
ロマンス作家の恋のお悩み
タイトル、帯、あらすじどれも大変ネタ感が漂う作品でしたが、とても良い意味で裏切られました。最高の1冊です。またこの人の作品を邦訳で読めることを期待しています。
ヒロインもヒーローも真面目で地味。多くのロマンス小説のようなドラマチックなことはない(この辺はロマンス小説批評?になってて面白いです)のです。でも日常や仕事は山あり谷ありで、奮闘する二人に心からエールを送ってしまいます。とても好きです。