Romance Hills

第3回 勝手にロマンス大賞 結果発表

恋愛小説を愛する淑女が選ぶ最高傑作ロマンスはコレだ!

ヒストリカル部門受賞作

ヒストリカル・ロマンスの女王、メアリ・バログ氏の作品が1位になりました。
しっとりと情緒溢れる作風が特徴のバログ氏。沢山のコメントをいただきました。その他、ロレイン・ヒース氏、アナ・キャンベル氏、エリザベス・ホイト氏などヒストリカルの重鎮が!ちなみに五位の作品はオムニバスですが、名作のスピンオフが入っているファン垂涎の作品となっております。

出版社さまからのコメント
ライムブックス
本作にご愛顧賜り、ありがとうございます!元気いっぱいで一見なにも考えていなさそうに見える本作のヒロインですが、物語が進むにつれ、彼女 がそう装う理由が明らかにされます。その純真さにせつなくなるとともに、堅物のヒーローの心がだんだんとほどけていくところは、さすがのバロ グの筆致!ピュアな恋愛に思いっきりときめくことができます。
これからも読者の皆様にワクワクしていただける作品をお届けすべく、精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。
皆さまからのコメント
夏色の初恋
容姿端麗が絶対?条件であるロマンス小説のヒーローにしては普通の風貌・堅物なエドワード。そして対極であるヒロイン・アンジェリン。とにかくアンジェリンのマシンガントークが読んでいて疲れるほど凄い。自分にコンプレックスを持ちながらも明るく笑顔溢れる姿はとても魅力的です。二人を結びつけようとするエドワードの家族も、名脇役。
「年齢・社会的に釣り合った男女が周囲の期待に応えて結婚する」という障害もなく普通すぎる展開なのに、余韻のある面白い作品になるのはさすがです。また読みたい!という発作が出て3回読みました。
このお話は、ヒロインがかわいらしくて一途で、ヒーローの土下座度がとても低い(ん?ない?)けれど、大好きです。メアリ・バログってやっぱりスゴイ!
公爵とリトル・ローズ
美しく成長して行く公爵令嬢グレースと、過去のトラウマを抱えるラヴィングドン公爵の物語。プロローグとエピローグの、公爵の心理描写をじっくり感じるヴィクトリアン・ロマンス。
花嫁になるための4つの恋物語
待望の「悪の華にくちづけを」のスピン,バーティいい味出してます。
元々「炎と花」は好きなんですがその短編のこちら、続きを読みたいです。本編の炎と花のファンにすればあの時語られなかったヒーローの想いもあってニヤニヤするのでまた読みたくなるんですが、続きを読みたいです。続きの短編集をまとめて是非一冊にして出してほしいです。
各種名作のスピンオフが3つ入っていて嬉しかったです!