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ベルベット文庫「花嫁はランの花に抱かれて」

ベルベット文庫「花嫁はランの花に抱かれて」

大特集!漫画であらすじ紹介&編集部座談会&著者メッセージ!

レノーラ・ベル先生からのスペシャルメッセージ

レノーラ・ベル先生より、日本の読者に向けてメッセージをいただきました!

みなさん、こんにちは。 いつも私の本を読んでくださってありがとうございます!

日本版の『花嫁はランの花に抱かれて』の表紙、とても美しいですね! 日本版の表紙は、物語に登場するモチーフが取り入れられていることがとても嬉しいです。
『公爵のキスはココアの香り』ではココア工場を経営するジェームズにちなんでチョコレートの飲み物が、『公爵とのワルツは秘密の匂い』では、ドロシアがあの悪名高いワルツの後に求婚者たちから受け取った薔薇を全部ダルトンに送りつけたことから、可愛らしいピンクのバラが、それぞれ表紙に入っていますし、今回の『花嫁はランの花に抱かれて』では、アリスが義理の父親と一緒にランの育て方を学ぶので、見事な紫色のランが表紙を飾っていますね。感激しました!

日本の読者の皆さんには、私の作品のインスピレーションの源が、たいてい古典文芸作品、そしてポップ・カルチャーだと知って頂ければと思います。『公爵のキスはココアの香り』は『チャーリーとチョコレート工場の秘密』×『バチェラー』(※一人の独身男性を巡り、25人の女性参加者が争奪戦を繰り広げる恋愛リアリティ番組)、『公爵とのワルツは秘密の匂い』は『オズの魔法使い』×『アロー』(※DCコミックス原作のダーク・ヒーロー・アクションドラマ)、そして『花嫁はランの花に抱かれて』は『不思議の国のアリス』からインスパイアされました。現在はAvon Romanceの新しい三冊シリーズを執筆中で、その第1巻は『メリー・ポピンズ』×『ジェイン・エア』というコンセプトです。

私自身について少し。 私はこれまでに5つの大陸で暮らした経験があります。創作専攻で美術学修士号を取得し、中国・タイ・ボリビアで、第二言語として英語を教えていました。生徒たちが英語を好きになってくれるよう手助けをするのが大好きです! 私は歌手としてのトレーニングを受けたこともあるので、生徒たちを盛り上げてハッピーにするために授業で音楽を使います。お気づきかどうかわかりませんが、作中に音楽を登場させるのも大好きです。いつか日本に行ってみたいと願っています!

質問にも答えてくださいました。

Q これまで読んだ作品の中で、一番好きなものを教えてください

 一番好きな作品は、ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』です。二年に一度は再読するのですが、毎回愛おしくなるような新しい発見があります。デートしはじめの頃、夫にこう言ったんです。「私をよく理解したいなら、『高慢と偏見』を読まないとだめ」と。夫は「高慢と偏見」を読み、作中の一節を朗読までしてくれました。結婚するまで待ってから、実は『高慢と偏見とゾンビ』のほうが好きだと白状してましたけれどね(笑)

Q 映画や本、エンターテインメントの中で好きなヒーロー&ヒロインは?

 『高慢と偏見』のリジー・ベネットとミスター・ダーシー。一番好きな映画版は、キーラ・ナイトレイとマシュー・マクファディンのバージョン(映画邦題『プライドと偏見』)。
 それから、テッサ・デアの『夢から現れた幻のあなた』の、ミス・マデリン・グレースチャーチとローガン・マッケンジー大尉。おそらく、この二人は今までで一番好きなヒストリカル・ロマンス・カップルでしょう。  映画『ワンダーウーマン』も大好き! ガル・ガドットのワンダーウーマンが大好きです。彼女こそ私たちが今まさに必要としているスーパーヒーローだと思います! 続編が待ちきれません。

なんと、ベルベット文庫から出版されている『夢から現れた幻のあなた』がヒストリカル・ロマンス・ベストカップルとのこと! まだ読んでいない方は、ぜひご一読ください。

Lenora2018

とてもフレンドリーでチャーミングなレノーラ・ベル先生のウエブサイトはこちら。

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