作品情報
永遠の誓いは青いドレスで (ラベンダーブックス)
- 2012/11/20
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あらすじ
侯爵のコノヴァー卿はかつてロレットと愛しあっていたが、 飢えに苦しむ領民を救うため、裕福な銀行の令嬢と便宜結婚せざるをえなかった。 妻が亡くなったいま、コノヴァーはロレットを取り戻すための策略をめぐらす。 まずはロレットの弟を借金地獄に追い落とし、それを救うことを条件に、 ロレットに半年間の愛人契約を申し出て――。 時を超えてなお燃え上がる、悲恋の物語。 19世紀、ロンドン。独身女性のロレットは、“狂気の侯爵"と呼ばれるコノヴァー卿――通称コンと半年間の愛人契約を結ぶことになった。賭けに負け、多額の借金を抱えた弟を救ってもらうためだ。コンはロレットにとって特別な存在だった。12年前、ふたりは深く愛しあい、結婚を約束していた。しかし、コンは領地を守るため別の女性と便宜結婚することになったのだ。11年後、妻が病死すると、コンはあらためてロレットにプロポーズをする。しかし彼女の返事は“ノー"。12年たった今も、コンを愛する気持ちは変わらないが、プロポーズを受けられない理由があるのだ。あきらめきれないコンは、愛人契約のあいだに、彼女の考えを変えようとする。たくみな性の技により、彼女を悦びで満たし、彼なしには生きられないと気づかせることで……。
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